• トップページ
  • ご利用ガイド
  • ショッピング
  • 取り扱いメーカー
  • スタッフブログ
  • 店舗紹介

Now Loading...


ワールドインポートツールズ 「スタッフ ブログコーナー」へようこそ!!

このコーナーは、個性豊かで一癖も二癖もある?ワールドインポートツールズスタッフが毎日1人ずつ登場し、好き勝手に”フランク”にお話させて頂くコーナーです♪工具の最新情報はもちろん、工具にまつわる“ギリギリの裏話?”や、果ては全く関係の無い個人的なプライベートなお話(ちょっと恥かしい。。。笑)までと豆知識有り、笑い有り?で幅広くご紹介させて頂きますので、是非楽しんで読んでやって下さい。。。 ブログをお読み頂いて、ご質問、ご意見などがございましたら、どしどしお問い合わせ下さい!皆様のご来店・お問い合わせをスタッフ一同心よりお待ちしております(^^)/


ブログ内検索 powered by Google

ブログ最新記事一覧

ツールショーリポート

The report on May 04 , 2016

ケルン・ツールショーリポート2016 ~番外編3・Beta本社訪問記②~

こんにちは! 板橋本店の小澤です。

長かったツールショーリポートもついに今回で最後となります。(^^;)

番外編3は、引き続きBeta本社訪問記をご紹介させて頂きます。

前回で工場内の様子はほぼご紹介させて頂いたのですが、続いて案内されたのは、、、?



こちらのドアを開けて進んでいくと、そこは一見事務所の様な佇まい、、、!?

実はここは、製品について様々な検査を行なう「品質チェックルーム」なのです!!

中には沢山のパソコンと共に最新の機材が並んでいます。

ここで、工場で製造した製品が基準内の品質を保っているか、、、或いは、製品開発における品質テスト、他社製品との強度比較、などが行われています。



こちらは素材の組織構成を調べる機械です。

1992年に約2000万円をかけて導入した機械だそうで、鋼材の成分表が細かくパソコンの画面上に表示されています。

、、、って、これって見せてしまっていいんでしょうか??? (゚ロ゚;)エェッ!?

今回工場内も全て写真OKだったのですが、こんな大事なデータが表示された画面を撮っていても何も言われないとは、、、

一応気を使ってモザイクを掛けましたが、本来企業秘密という奴だと思うんですよね、、、(^_^;)  イタリア人、、、流石おおらかです。



続いてこちらは、製品の細かい部分の成形が上手く行っているかを調べる為の拡大鏡です。

装置にラチェットハンドルのギア部分をセットして光を当てると、、、巨大なスクリーンに拡大されて投影されます。

これでギザギザの状態を細かくチェックしているという訳です。

他にも色んな製品のチェックに使ってそうですね。

しかし、Beta社もここまでしっかり品質管理をしているんですね、、、
ちょっと驚きですww



こちらは硬度チェックを行なう為の機械です。

サイズの違うものが複数台並んでいましたので、鋼材の種類によって使い分けているのだと思われます。

この様にローマテリアル(原材料)のチェックもしっかり行なっているのです。
ちなみに、イタリア本国で製造している製品については、原料となる鋼材は全てドイツから輸入しているそうですよ♪



次に、先程までの事務所の様な部屋から、より実験室風な部屋へと移ります。

やはりBetaの工具箱でいっぱいですねww



こちらはドライバーの耐久テストを行なう機械です。

この機械では0~100Nmまでの耐久テストが行える様で、写真のマイナスドライバーについては、40Nmまで耐えたところで破損しました。

この機械はパソコンと繋がっており、その際のデータが常にモニタリングされ、詳細なデータ取りを行なう事が出来ます。



その隣にあった機械はラチェットハンドルの耐久テスト用のものです。

1/2drのスタンダードラチェットでは、128Nmのトルクを5万回掛けるテストが行われています。

5万回というのは、スムースな動作をしなくなるまでの回数との事で、破損するまでではありません。

ちなみに、市場で出回っている一般的なラチェットと比較実験したところ、Beta社のラチェットは約3倍の耐久性があったそうです。



こちらはレンチの耐久テストを行なう機械です。

中心部をよく見ると、既に限界を超え、曲がってしまったコンビネーションレンチが見えました。




この機械で500~550Nmのトルクを掛けて、各メーカーのレンチと破損状態を比較したものがこちらです。

多くのメーカーが割れてしまっているのに対し、Beta社のレンチは割れずに曲がっているのがお分かり頂けるかと思います。

硬度と靭性(粘り強さ)の違いによってこの様な差が生まれる訳ですが、比較的硬いクロームモリブデン鋼を使用していると言われているBeta社が、高い靭性を発揮したのは意外でした。

割れずに曲がるというのは、使用者への危険を避ける意味や、欠けたパーツがエンジン内に紛れ込んでしまったりする事を防いだりと、大きなメリットがあります。(特に航空機ではパーツがエンジンに紛れ込んでしまうと大きな事故につながる場合があります)

只、肝心なのは硬度とのバランスであり、他にも精度や厚み、握り易さなど様々な要素が品質の良し悪しに関わってきます。

この実験も、あくまでも限界を超えた際の壊れ方の違いの比較ですので、必ずしもこの1点だけでBetaが一番優れている、とは言えませんのでご注意を。

しかしそれでも興味深い内容でした、、、(*^^)v

ちなみに、もう少し細かく見ていくと、イタリアメーカーのPASTORINOやUSAGは殆ど曲がらずに折れたり欠けたりしています。
それに対してHAZETはかなり曲がってから折れていますので、Beta程の粘り強さは無いとは言え、他メーカーと比較しても靱性は比較的高い事が伺えます。
あとは硬度も比較してみないと正確な事は分かりませんが、個人的にはHAZETの方が硬度と靱性のバランスが良いのでは?と思っています。



お次はサビに対する耐性のチェックです。

この機械は、中に塩を主成分とした真っ白な液体が入っており、そこに工具を一定時間漬ける事でサビに対する耐性を調べます。

右の写真のレンチは、96時間漬けたもので、普通の環境では20年間程放置するとこの位の状態になるそうです。



最後はエアーツールやトルクレンチなどの修理を行なう場所です。

写真では専任のスタッフがトルクレンチの修理を行なっています。

余り見ることのないプリセット形トルクレンチの中身も見る事が出来ました。

当社でもお馴染みのトルクチェッカーを使用して最終チェックを行えば修理完了です。

ここまでで品質チェックルームの見学は終了です。


続いてはBetaのオフィスビルへ、、、

実はここにはどうしても見てみたい部屋があったのですっ!

それはBeta社のある会議室なのですが、、、

偶々この日はBeta社でも大きな商談がある日だった様で、その部屋を使用する予定が有った為、ギリギリまで許可が下りなかったのですが、会議前の5分程度なら、と何とかOKが出た為、急いで向かう事に!



部屋の前に来ると、一気にテンションが上がる様な展示が、、、!!

この会議室の事は事前に噂で聴いていたのですが、、、
何と、とんでもないコレクションルームになっているとか、、、!!

期待が高まります!!



噂の会議室へ一歩足を踏み入れると、、、

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

思わず歓声を漏らしてしまいますww
会議室はとても広い部屋になっており、部屋の真ん中にはドーナツ型のテーブルが置いてありましたが、さらにその中心には実際に使用したであろうレーシングカーがど~んと置かれています。

そして奥には、、、、Σ( ̄口 ̄*)はうっ!

これはもう動画で見て頂いた方が臨場感が伝わるかと思います。


どーーーですか!! 凄くないですか?? (o^-')b グッ!



手前側にはBeta社がスポンサーについて優勝した際のレーシングカーの一部やトロフィーなどが展示されています。
何と、 映画「ラッシュ/プライドと友情」でも描かれた時代の、本物だそうです!
ラッシュファンの当社のボスもこれには大興奮!

そして、、、



部屋の奥いっぱいにズラリと並んだ無数のヘルメットの数々!

何と全て、歴代F1チャンピオンたちのサイン入りヘルメットなのです!!

もう凄すぎて我々も大興奮だったのですが、この部屋を見れる時間が5分程しか無かった為、 「どこをどう撮って紹介すれば良いのかわからない~~ε=o(≧皿≦○゙」 という状況でしたww

しかし動画で撮れたのはちょっとファインプレーだったかもしれませんね♪

写真よりも伝わるのではないかと思います。



並んでいるヘルメットは、当然ながら超有名なドライバーたちのサイン入りヘルメットばかりです。

時間が短すぎてとても1つ1つ見ていられませんでしたが、その中でもシューマッハ(左)やノリック(右)のヘルメットを発見!! これは感動モノです!

くうぅ~、1時間はこの部屋に居たかったぁ!! ( ゚曲゚)キィィィィィ

残念ながら時間切れで退散です。(T_T)



Beta本社の見学が一通り終了したところで、昼食をご馳走になりました。

本社内にはゲストと食事をする為の部屋が幾つも用意されており、私達が食事をした部屋の隣には鉄板焼きまで出来るテーブルがあったりと、さながら高級レストランの様な印象でした。

お馴染みのアルベルトさん、そしてステイファノさんと共に昼食を頂きます。

ここでは仕事の話は抜きで、ざっくばらんな会話を楽しみました。

どうも2人ともかなりのゲーマーで、特にアルベルトさんは子供相手でも本気で勝ちに行くそうですよ、、、ヾ(・・ )ォィォィ

ステイファノさんは若いだけ合って、日本のアニメの話も結構詳しかったですね。

ちなみに、イタリア版の「巨人の星」は、野球ではなくサッカーになっているそうですww

尚、私達W.I.T.が出演し、昨年5月に放送された「タモリ倶楽部」の話にもなり、番組内でBeta社の製品をご紹介させて頂いた事に対して、Beta社内でも話題になっているらしく、どんな番組なのか根掘り葉掘り訊かれました、、、ww

「タモリ倶楽部」は、1年経った今でも、その番組を見た、と言ってご来店される方がいらっしゃる程で、タモリさんの影響力の強さを改めて感じますね。



食事は相変わらず何を食べても美味しいです!!

「流石イタリア!」、、、この言葉を何度言ったことでしょうか?

ちなみにデザートの皿には、ココアパウダーで右の様な絵を描いて出してくれました。

こういう心遣いって良いですよね♪

Betaの皆様、ありがとうございました!!m(_ _"m)ペコリ



さて、これにてBeta本社のご紹介を終了致します。

個人的には大分楽しんでしまいましたが、“お仕事”はここまでですっ!


しかし、実はこの後、Beta社のステイファノさんが、直々にミラノ市内を案内してくれました!!

そこまでガッツリ観光が出来るとは思っていなかった為、私も感謝感激ですっ!(*^^)



まず向かった先は、、、ミラノ市内にあるスフォルツェスコ城

ミラノを統治していたヴィスコンティ家の居城を1450年に改築して建設した城塞で、直に見るとかなりデカイ!!

一番右の絵は、中世の頃の状態を描いたものだそうで、巨大な星形になっており、当時ヨーロッパでも有数の巨大な城塞だった様です。

現在では当時の1/4程しか残っていないそうですが、それでもかなり大きい城だと思いました。

周囲には堀が巡らされており、本格的な軍事要塞だった事が伺えます。



城内に入るとその広さをより実感します。

ふと目についたのは城のあちこちにある紋章です。

竜(蛇?)が人を食らっているという物騒なマークですが、、、どこかで見たことがあるような?

それもそのはず、デザインは殆どそのままに アルファロメオのエンブレムに使われていますよね!

アルファロメオの本拠地はミラノなので、この紋章が使用されている様なのです。

この紋章は、ミラノ市の紋章である紅い十字と、ミラノを支配したヴィスコンティ家の王冠を被った竜(大蛇?)の紋章を組み合わせたものだそうで、竜に食べられている人は、異教徒であるイスラム系のサラセン人を飲み込んでいる図とされているそうですが、これも諸説あり、森の中で竜に呑まれかけた少年をヴィスコンティ家の祖先が助けたからだという説もある様です。



続いて向かったのはミラノ大聖堂(ドゥオーモ)!!

ミラノ大聖堂は全長158m、翼廊の幅93m、全高108.5mの世界最大級のゴシック建築の1つで、 聖堂としてはローマのサン・ピエトロ寺院に次いで2番目の1万1700㎡の広さを誇ります。

古くから「気まぐれな菓子職人の作ったデコレーションケーキ」に例えられるデザインで、ドイツで見たケルン大聖堂とは全く趣向の違った感じです。

真っ白に仕上げられたその外観は、何だか垢抜けた感じがしますね♪ 流石イタリアです。

着工は1386年ですが、完成したのは500年後との事ですので、大変気の長い話です。

大聖堂の上にある、一番高い尖塔には、黄金のマリア像が設置されています。

肉眼ではあまり良く見えませんでしたが、カメラの望遠レンズを覗いてみるとハッキリと見えました!

この黄金のマリア像は、アルプスの山からもキラキラ輝いて見えるそうですよ♪

そして中には、、、入りません!!

ケルン大聖堂で懲りていますので、もう二度と、、、大聖堂は登りません! (^_^;)



大聖堂の前のドゥオーモ広場は多くの人で賑わっており、すぐ横にはお洒落なショッピングアーケード「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世ガレリア」が続いています。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はイタリア半島を統一した初代国王の名前ですね。
高校の時世界史で習った記憶があります。



中に入ってみるとGUCCIなど有名ブランドのお店がズラリ☆と並んでいます。

幻想的にライトアップされたガレリアは、ヨーロッパで見た一番綺麗な通りでした。

ガレリアの中心部にある十字路の交わる付近に、青いタイルで囲まれた牡牛のモザイクがあります。
その股間部分がやや窪んでいるのですが、この窪みに踵を合わせてクルリと一回転すると幸せが訪れる、といった言い伝えがあり、観光客に人気のスポットとなっています。

私もマイケル・ジャクソンスタイルで(?)華麗に一回転させて頂きましたので、、、
きっと幸せが訪れるはず!?



日も暮れてきて、街が次々とライトアップされていきます。

ミラノの街は、どこを見ても綺麗過ぎて、何だか感覚がおかしくなってきそうですね。

ちょっと前に見たドイツの街並みも綺麗でしたが、ここと比べると霞んでしまいそうです、、、

最後にしっかりと観光する事も出来、何だか充実した出張となりました♪
案内して頂いたBetaのステイファノさん、本当にありがとうございました!



そして帰国です。日本語を見るととても落ち着きますね、、、(^_^;)


さて、如何でしたでしょうか?

ツールショーと工場見学(そしてちょっとだけ観光ww)、とても内容の濃い出張になったのではないかと思います。
しかし、工場もメーカーによって全く様相が異なるというのが、今回非常に面白かった点です。

PB、HAZET、スタビレー、、、また見ぬ他のメーカーの工場もいつか行ってみたいものですね。


長いリポートを最後までご覧頂き、本当にありがとうございました。


又、工場見学等々でお世話になったBetaやOrbis Willの皆様を始め、ご対応頂いた各メーカーの方々、そして今回も大変お世話になった喜一工具の皆様始め、取引先商社の皆様に、この場を借りて改めて深く御礼申し上げます。 m(_ _"m)ペコリ

誠にありがとうございました!!

板橋本店の小澤がお送り致しました。