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ツールショーリポート

The report on March 23 , 2016

ケルン・ツールショーリポート2016 ~その3・KNIPEX etc.~

こんにちは! 板橋本店の小澤です。

早速ですが、今回も引き続き、ケルンのツールショーのリポートをさせて頂きます!!

さて、今回ご紹介させて頂くのは、、、ドイツが誇る優れたプライヤーメーカー達!

皆様待望の(?)、、、このメーカー!!!



プライヤーと言えば、何と言ってもこちら!

KNIPEX(クニペックス)です♪

KNIPEXのブース前は毎回多くの人だかりが出来ているのですが、今回もやはり注目度は抜群でした!

通りがかりの人たちも、多くがそこで足を止めていました。工具好きには堪らない空間ですよね!
 


ちなみに、、、ブースの前でちょっと動画も撮ってみましたww
今回ツールショーでは初めての動画導入となりましたが、拙い動画ながらも少しでも会場の雰囲気を感じて頂ければと思います。(*^^)v



ブースには前回同様大きなカウンンターが設けられており、KNIPEXの社員さん達が休む暇もなく、立ち寄った方々に丁寧に製品の説明を行なっていました。

私も早速カウンターに並べられた製品を手に取り、、、目が釘付けになりました!!

何と多数の新商品が並べられているではないですか!!(〃∇〃)/



まず、最初に目が行ったのがこちら!!

ロ~ングノーズプライヤーーーーー!!(≧▽≦)b

まさかKNIPEXでこれを目にする日が来るとは思いもよりませんでした、、、

私たちには馴染みの深いアイテムとは言え、KNIPEXは頑なにその製品化を拒んでいたからです。

10年以上前になりますが、前任のWeb担当がKNIPEX本社を訪問した時の事、、、
アメリカ製や台湾製で人気のあったこのモデルを、是非KNIPEXの高い技術力でより高品質なものとして製品化して欲しい旨伝えたところ、

「アメリカ人が造ったものを真似する事など出来ない!」

というセリフと共に、断られたのです!! 工エエェェ(´д`)ェェエエ工

ドイツ人としての強烈なプライドがそこにはありました。
恐らくは戦争で自分たちを負かした相手に対するこだわりの気持ちもあったのでしょう。

時代は変わったものです、、、(^_^;)

ともかく、私個人としては願ったり叶ったりの製品です。

先端精度も勿論バッチリ合っていました!

ストレートと45°ベントモデルの2つが登場しています。



お次はこちら! ペンチのノーズプライヤーの中間の様なデザインのプライヤーです。

フォルムはペンチの様ですが、先端は細身となっており、細かいものもしっかりと力を入れて掴む事が可能です。

しかし、細身になっているだけではありません。

先端部分を良くご覧下さい、、、( ̄ー ̄)ニヤリ

上顎は平ら、下顎は弧を描いているのがお分かり頂けるでしょか?

一般的なノーズプライヤーが2点保持となってしまうところ、この形状により、対象物を3点で保持する事が出来、通常のノーズプライヤーよりもガッチリと掴む事が可能なのです!

細かい部分まで優れた設計思想を反映させているところは、流石KNIPEXといったところですね♪



続いてこちらは、、、ヤットコ? 喰い切り?

いえいえ、実はこちらはホースバンドのカシメ工具なのです!

先端をご覧頂くと、二箇所に掴み面があるのがお分かり頂けるかと思います。



つまり、、、ホースバンドを縦方向からでも横方向からでもカシメる事が出来てしまうのです!!

1本で両方に対応したモデルというのはなかなか無いのではないでしょうか?



こちらは、、、何だかお分かりでしょうか?

最初見た時、どこかで見覚えがある先端形状だと思いつつも分かりませんでした。

説明を聴いて納得です。

これは自動車のシート生地を留めている“ホグリング”の着脱をする為の専用プライヤーです。

全体的なフォルムは異なりますが、最近別のメーカーの製品で見たばかりでした。

しかし、こんなマニアックなプライヤーまでラインナップするとは、、、KNIPEX、侮れません!



もう1つマニアックな工具を、、、

一見するとお馴染み(?)プライヤーレンチなのですが、先端の造りが見た事も無い形状に?? 何と下顎は刃になっており、V字形の上顎と挟み込む仕組みです。

実はこれ、プライヤーレンチの倍力機構を応用した、
タイル割りなのです!∑( ̄Д ̄;)なぬぅっ!!

ヨーロッパではこんな工具も需要があるのですね~!



そしてこちらは、一見すると只のペンチなのですが、グリップエンドに何やら細工がしてあります。

何とリングが設けられており、紐やワイヤーを通しておく事が出来る様に設計されているのです。

しかも、リングはC型のものを引っ掛けてあるだけ、という訳ではなく、ちゃんとリング状になっており、使っている内に広がって外れてしまうという事がありません。

何と、400Nまでの負荷がかかっても大丈夫という代物で、非常に頑丈です。



この様に紐をつけてぶら下げる事が出来る為、高所作業を行なう方などの落下防止として役立ちます。

そしてこのシリーズはラインナップも豊富で、ペンチだけでなく、ニッパー、ノーズプライヤー、プライヤーレンチなどなど、一通りの製品が揃っています。

今まで、「KNIPEXを使いたいけど、落下防止機能がないから自分の業種じゃ使えないんだよな~」、と思っていた方、必見ですよ!!(ΦωΦ)



新商品はここまでですが、マイナーチェンジした製品があります。

こちらは最もスタンダードな7001シリーズのニッパーです。

左が従来型右が新型ですが、この違いお分かり頂けますでしょうか?

実は支点となる部分が、より刃の部分に近づいた新設計なのです♪

これによりてこの原理を最大限利用する形で、約20%の切断能力UPが見込めるとの事!

細かいところまで進化を続けるKNIPEX! これからも目が離せませんね♪ (*^^)v



さて、そのKNIPEXのお隣のブースですが、私も初めてその存在を知りました。

こちらもドイツメーカー、RENNSTEIG(レンシュタイグ)です!



圧着ペンチやケーブルカッター、ワイヤーストリッパー、プライヤー以外ではタガネ、ポンチ、リーマーなどを造っているメーカーです。



実はこのメーカー、ケーブルカッターやカートリッジ式の圧着ペンチなどを、KNIPEXにOEM供給しているメーカーなのです!

KNIPEXも多くの製品を自社で製造していますが、OEM供給で賄っている一部の製品もあります。

しかし、そこは流石KNIPEX。OEM供給を受けるにしても多くは同じドイツメーカーを選んでいる様です。

OEMというと中国や台湾に行ってしまいがちですが、そこはやはり世界一のプライヤーメーカーとしてのこだわりなのでしょう!



リーマー、ポンチ、タガネも高品質です。

この分野ではPB SWISSTOOLSが優れており、それに比べると1歩譲りますが、その分価格が安価との事。

PB程のクオリティは求めてないけど、それなりに良い物を安く買いたい、という方にはおすすめですね。

今後RENNSTEIGブランドとして日本にも入ってくるかもしれませんよ!?



さて、こちらもKNIPEXと関わりの深いプライヤーメーカー、
Orbis Will(オルビス・ウィル)です!

現在ではKNIPEXの傘下に入っているメーカーですが、傘下に入る前はOrbis(オルビス)Will(ウィル)という別々のプライヤーメーカーでした。

現在ではKNIPEX、Orbis、Willのそれぞれの工場で技術、情報を共有し、より効率的且つ優れた製品の開発・製造を行なっています。



Orbis Willで特徴的なのが、先端が曲がったプライヤーの数々。

他メーカーでも無い訳ではありませんが、ここまで大々的にシリーズ化しているメーカーは少ないのではないかと思います。


そして、目に入ったのがロングノーズプライヤー、、、

Orbis Willは、確かにヨーロッパメーカーでは珍しくこのモデルを以前よりラインナップしていました。

しかし、今回KNIPEXがラインナップに加えたところを見ると、詳細は分かりませんが、恐らくはOrbis WillからのOEM供給なのだと思われます。
Orbis Willでの販売実績が評価され、KNIPEXでの製品化に繋がったのではないでしょうか?


逆にこれはKNIPEXでは??と思ったのが、右写真のプライヤー。

KNIPEXではスリップジョイントスパナと呼ばれていた製品ですが、恐らく、こちらはKNIPEXから技術提供を受けてOrbis Willとして製品化したモデルかと思います。

製品ラインナップを見ていくと、KNIPEXとの関係の深さが浮き彫りになりますね。
以前よりも製品情報の共有が深まっている印象を持ちました。



実は、Orbis Willとはこの後、別の展開が待ち受けているのですが、そちらは後日リポートさせて頂きます。乞うご期待下さい!

というところで今回も、、、  To Be Continued !!

板橋本店の小澤がお送り致しました。