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ツールショーリポート

2017年02月17日

そのエンジンは大丈夫!? エンジンコンディションを見るテスター!



こんにちは!江戸川店 桑山です。

ここ東京でも、外気温が一桁台を指す日が多くなりました。

現代の乗り物であれば、寒い日が来ようが暖かい日が突如来ようが自動で燃調を補正し、快適に動いてくれますが機械はそうはいきません。

インジェクション=自動とするならば、キャブレター=手動。

キャブレターにも“幅”があり、ベストでは無いけど支障無く動いてくれる幅の中で一先ず落ち着かせている訳です。

しかし、一度最良を知ってしまうと、更に良い部分を追い求めたり、それ以下だと満足できなかったり・・この部分は工具と似てますね。

ベストを探すには、その日の条件に経験をプラスして補正するのですが、この面倒な“手動”が
“数寄者”にはとても面白かったりするのです。




キャブレター燃調補正に欠かせないのが、ジェットと呼ばれる燃料を抑制する部品。

ジェットには番号が振ってあり、その番号によって穴径が決まっています。

気温、湿度、標高、エンジンの仕様等、諸々の条件からジェットを予測し、ガソリン量を変える事で理想的な空燃費に近づけるのですが、色々な条件を考慮するとジェットが増える増える。

先日、あちこちに置いてある部品を整理していたら、100個を優に超えておりました・・・




最適な燃調を知る術の一つに点火プラグの確認がありますが、プラグの焼け色を見て、ある程度の判断が可能です。

若干オイルが一緒に燃えているのを考えれば、まずまずの結果です。




最近、キックスタート時に踏み応えが軽くなってきた様に感じていたので、プラグチェックついでにWIT コンプレッション テスター にてシリンダー圧力を測定してみる事にしました。

遡る事、約6年前・・
2011年にエンジンをオーバーホールした際の測定が最後でしたが、数年振りの測定です。


弊社のコンプレッションテスターには、各種アダプターがセットされていますので、ほとんどのガソリンエンジンに適合しますが、購入の際には念のためプラグホールのネジ径をご確認下さい。

精度が出難い小排気量エンジンから、大排気量エンジンまで、このセットがあれば測定可能です。




このテスターは、メーターとホースが別となっていますが、それには理由があるのです。

重たいメーターが付いたままホースをプラグホールに捩じ込もうとすると、これが非常にやり辛い・・
メーターもあちこちに当てる事になり、精度にも影響しかねません。




ホースを奥まで確実に捩じ込んだのを確認したら次にメーターを接続。

ワンタッチカプラーになっているので、「カチっ!」とロックするまで押し込みます。

ここからは測定に入りますが、通常の測定準備から測定作業の流れの詳細をご説明します。

    1. ① 測定前にエンジンを始動し暖機運転を済ませておく。
    2. ② シリンダー全てのプラグコードを引き抜き、全ての点火プラグを外す。
    3. ③ インジェクション車は、ヒューズボックス内のフューエルポンプリレー等のヒューズを外す、キャブレター車は、ガソリンコックをOFF。
    4. ④ アクセルまたはスロットルを全開にし、セルモーターまたはキックスターターにてエンジンを 5-7回ほどクランキングさせ、シリンダーの圧縮圧力を記録する。
    5. ⑤ マニュアルの規定値と比較し、規定値に達しない様であればプラグホールからエンジンオイルを 15cc程流し込み再度測定。 

      測定結果が変化した場合、ピストン側に不具合のある可能性大。

      測定結果に変化無しの場合は、バルブ側に不具合を抱えている可能性大。

    以上が、測定手順です。

    さて今回の測定結果は・・



    私の車輌のマニュアルでは、規定値120psiが下限となり、前後許容気筒差は10psi

    期待と不安が入り混じる気持ちを胸に、キックを踏み降ろします!!

    上側:フロントシリンダー 75psi
    下側:リアシリンダー 115psi

    酷い、酷すぎる・・・
    数字って残酷。


    2015年にハイカムを組んだ当初は、あまりの高圧縮にキックが降りず困った記憶がありますが、今や簡単に踏み抜ける様になったキックスタートから、覚悟はしていたものの前後のバラ付きの大きさに、がっかりでございます。。。


    はい。エンジンを開ける理由が整いましたので、不本意ながら近日中に開けたいと思います。


    何かご不明な点がございましたら、お気軽にスタッフまでお問合せ下さい。

    江戸川店の桑山がお送り致しました。