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★2008/06/07(土)

 
(*^o^*)コ(*^_^*)ン(*^ー^*)ニ(*^ー^*)チ(*^O^*)ワ!   
マイスター上田です!

今日はこちらのパーマテックス社のスレッドリペアを紹介させて頂こうと思います!・・・と言うのも、実は先日、今後ブログで紹介させて頂こうと思っているエアーツールのオーバーホールを行なっていた際に・・・そうです!またしてもやってしまいました。。。ボルトをほんのc(・。・) ちょこっと・・・締めたら、メネジ側がナめてしまったのです。   Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
そこでその箇所の修正を行なう為にも、まずはこのアイテムを試してみようという事になった訳です。。。

メネジ側をナめてしまった際は、本来なら強度や耐久性などを考慮するとリコイルやヘリサート等を使用するのがベストなのですが、このスレッドリペアは修正可能なケースは限られるものの、タップ作業無しに、手軽に少ないコストで修正出来るアイテムなのです!
でも実際どの程度の強度や実用性があるのか、疑問点も多いのではないでしょうか?
では実際にスレッドリペアを使ってネジ山を作ってみます!!

 

今回母材に用意したのは、以前スレッドロッカーをテストした際に使用したボルト&ナットです。ネジをナめた状態を作り出す為、少々強引では有りましたが、このボルトをドリルでもんでしまいます!

見事にネジ山が無くなりました。。(>o<")

通常ネジ山を壊してしまった際には、ネジ山が多少残っているので問題は無いはずですが、今回はドリルでもんでしまった為、表面が鏡面状態となってしまっています。これではスレッドリペアーが固まってもいとも簡単に取れてしまいます。そこで、またま荒療治ですが今度はロータリーバーを使って、凸凹を作りました。。d(⌒ー⌒) グッ!!

このスレッドリペアーの使用方法は至って簡単です!

まず、ボルトのネジ山にサビやゴミが無い様綺麗に清掃し、ブレーキクリーナーなどを使い、油分を完全に落とします。水分も除去しておきます。その後、小さいボトルに入っている前処理液(青色)をネジ山に塗ります。ここでスレッドリペアーを充填するナットの裏側にテープ等で目張りをし、逆側へ漏れない様にしておきます。


次にそれぞれのチューブに入っている主剤と硬化剤を付属のヘラを使って混ぜ合わせ、メネジ側に充填していきます。只、メーカー推奨として混ぜ合わせの作業は15秒以内で行なって下さいと注意書きが有ったのですが、実際行なってみてその意味が分かりました。時間が経過するに従い、序々に硬化してくるのですが、あまり硬くなってしまうと修正するナット内側の凸凹の奥まで入り込まなくなり、結果として強度不足となってしまうからです。


さて、いよいよ補修材を充填したナットに、ボルトを入れていきます。ボルトを締める様に回しながら奥へ入れていきます。約7分で硬化するとあったのですが、真中の画像は約3分位経過した状態です。この時点で、すでに硬化し始めていて、ボルトが軽く固定されたような状態となっていました。と、ところが・・・

またまた、やってしまいました。。 Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン ×2!!
しっかり垂直に固定したはずなのに・・・少し斜めになっていたようで、この状態で固まってしまいました・・・。

   

おおよそ40分位経過したところでボルトを外してみました。見てください!見事にネジ山が成形されています!
メーカー曰く、 約30分で実用強度に達するとの事なので、緊急時には非常に重宝するお助けアイテムですネ!
( ちなみに、耐熱温度は−55〜150℃となり、FRPやプラスチック、ポリプロピレン、ポリエチレン、テフロンなどの素材には使用出来ないとの事です。又、高温/高圧、高荷重のかかる箇所も同様です。手軽さを考えれば、この辺りは致し方無いかもしれませんね!)

今回は完全硬化をさせる為、丸一日置きました。

こちらが、一日置いたのち不要な凸を取り除いた後のナットです。当然の事ですが、ネジ山数が多い程、強度も上がるそうです。完成後に気がついたのですが、タップを切るのと異なり、ボルト側のネジ山の形通りに形成させるので、全くガタが無いのです。むしろ、そのままでは手で回すのは厳しい位です!

 

さて、やはりここまでくれば最後はトルクテストしか有りませんね!!_(^^;)ゞ

バイスに固定して、今回もデジラチェで測定を行ってみます!

ゆっくりとトルクを掛けていきます。。。締めていった時の感じですが、トルクを掛ければ どこまでも締まっていくような感じでしたが、最大締め付けトルクで約20Nmの値となりました。今回テストしたナットが約4〜5山しか無かったので、もっとネジ山を増やせれば、様々な箇所で十分使用可能だと思います!
ん〜、ケミカルとはいえ恐るべき結果です!


今日も最後まで拝見頂きまして本当に有難う御座います。

正直なところテストする前までは、所詮ケミカルだから・・・と 思っていたのですが、 現在の
ケミカルは意外に侮れない。。 と改めて実感させられた上田でした・・・。 ``r(^^;)ポリポリ

 

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