 
| ヨーロッパ工場訪問2日目はヨーロッパNo,1ドライバーメーカーWERA社に行って参りました。このWERA社は一年に一度ドイツよりW.I.T.まで日本のTOOL事情を本社担当が見に来てくれるので、WERA社長アクセルさんとアジアマーケティング担当のルッツさんとは顔見知り(^.^)比較的楽な気分でメーカーに訪問することが出来ました。場所はドイツ・ブッパダルTOOLメーカーの多い地域になります。朝一番でメーカーに行くと、暖かくルッツさんが出迎えてくれました。その後ミーティングルームで社長のアクセルさんと合流しミーティングとディスカッションを約1時間程行い、いざ工場突入です。しかし、残念な事に工場内での写真撮影は控えて欲しいとの事でした。それもそのはず業界トップのメーカーですので他メーカーが欲しがる企業秘密が多く、当然と言えば当然。残念ですがイメージ画像とともにレポートさせて頂きます。 |
| いざ工場へ (工場内は企業秘密が多い為、写真撮影が禁止でしたので文章でご紹介させて頂きます。) |
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WERAの工場はドライバー専門メーカーとのこともありHAZET程大きな敷地を有していませんが、ドライバーのみのメーカーと考えると私の想像を遥かに上回る大きさ!決して期待を裏切る事は無いですね。他の工場に比べると若干人の気配が少ないような気がします。そんな思いはプラントの中に入ってみるとすぐに理解することができます。前日訪問したHAZET、後に伺うことになるクニペックスに比べ全自動で稼動する機械が多く、人間はその機械を管理する位の人数となっていました。聞くところによるとこのプラントは新しく作られたプラントで日本輸入代理店様も入るのは初めてとの事です。今回私たちは日本人初潜入!というところでしょうか。それだけ最新の機械が入っているのですから見せて頂けるだけでも光栄で、やはり写真撮影は無理なのが納得できました。^^;)この工場ではまさにドライバー達が続々と誕生しているのが分かります。ドライバーの先端を作るところやブレードの材質の違いなど、事細かに説明をして頂きました。特に最新の技術であるスリップストップの加工はコンピューターのプログラムによりレーザー光線で自動的に行われていて思わず見入ってしまいました。その場で余りレーザーを見ていたせいか目がレーザーの光で若干やられてしまいました(涙)レーザーによるスリップストップの溝はとても鋭利に出来ている為、強靭な耐久性とカムアウト防止を行う事が出来るようです。そしてブレードにグリップを付ける作業ももちろん自動で行われます。当社ではSnap-Onのドライバーをグリップとブレードをハンマーを使って抜く事が多々有りますが、裏を返せばSnap-Onのグリップは抜け易く、安全面も若干劣るはずです。WERAのクラフトフォームグリップは一度機械によって圧入されると、もう抜き去ることは殆ど不可能といっていいほど確実にホールドされます。この点がドライバー専門メーカーのコダワリ!より安全に、確実に作業できる工夫が至る所にされています。絶縁タイプドライバーは他社がドライバーを作ってからブレード部分のカバーを付けるのに対し、WERAの場合は先にブレード部分のカバーを付けてからグリップを溶着させる技術が有る為、安全第一の絶縁部分が滑り、取れてしまう事が御座いません。
ここでアッ肝心なのを忘れてないか!と思いの皆様、きっとWERAマニアに違い有りませんね。そうです、日本でW.I.T.が販売し絶大な人気を誇るのがダイヤモンドチップドライバーです。この事をメーカーのルッツさんに聞いてみると、ダイヤアモンドコーティングはWERA社でもトップシークレット中のトップシークレットでプラントの場所しか教えてくれませんでした(ガッカリ)。ただ、メーカーサイドがそこまで隠したい理由はそれだけ優れた技術で他に漏れることを恐れているからではないでしょうか!!(絶対そのはずです。)聞いた話では以前、某有名日本ナンバー1ドライバーメーカーもダイヤモンドコーティングの技術を模索したのですが、コーティングがすぐに剥がれ製品化をあきらめてしまったようです。
ダイヤモンドコーティングは残念ですが次に実験プラントを拝見。そこでは冷凍庫に入れてキンキンに凍ったドライバーをハンマーで叩いてみたり、逆に温めてグリップの変化を確かめたり、何度と無く様々な実験が行われています。しかも、絶縁タイプドライバーは出荷する商品1本1本全て1000Vの検査を行うコダワリ!!!これだけの実験を行っているのであれば安心してドライバーを使うことが出来ますね。
次に向かったのは箱入れ、梱包のコーナー!ここでは陽気な人々が気軽に声を掛けてきます。日本人が珍しいのでしょうか中には”腹切り!”や”芸者”など、いわゆる外人が感じる日本のイメージ言葉が飛んできました(笑)
そして大きなストックヤードへ、ドライバーのみの製造にも関わらずとても大きなストックヤードはさすが世界のWERAと感じさせます。やはり他メーカー同様、コダワリのドイツ的物作りが行われているメーカーというのが今回の訪問で分かりました。 |
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@レーザーカットによりスリップストップ加工を施されているところのイメージ画像になります。レーザーカットによるスリップストップは耐久性と、強度をUPさせることができます。
Aダイヤモンドコーティングのアップ画像になります。WERAのダイヤモンドコートは表面のコーティングではなく、素材に練りこませている為、高い持続性を確保することが出来ます。 |
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こちらは、絶縁ドライバーのテスト画像になります。電気を流した水槽の中をベルトコンベアでドライバーを泳がせ1本1本テストを行います。試しにキズを付けた物をテストで入れてもらったところ” バンッ ”と言うスパーク音とともにショートしました。
チョットビックリしましたが、これだけテストを重ねていると安心ですね。 |
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| @A次は冷凍庫の中にいれイッキにマイナス40度の中にドライバーをいれます。この状態で一定時間放置した後、Bの錘のついたスライディングハンマーで衝撃を与え、グリップが割れないかをチェックします。WERAのコンフォートグリップは特殊素材により安定した耐久性を持っているので、もちろんこのテストでも ノープロブレム です。 |
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独り言
今回メーカー訪問を3社程行わせて頂きましたが、ふと窓の外を見ると、どの工場も自然に囲まれた所に有りました。けして田舎という意味ではなくヨーロッパの人々が自然をとても大事にして共存しているのでは無いかと感じました。
心なしか工場という忙しい空間にも関わらず窓の外を見ると穏やかな緑と人々の生活が見え、とても心が和んだ気分になります。
この様な心のゆとりも物作りには重要なファクターなのかなーと感じた瞬間でした。 |
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