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まずはミーティングルームで簡単な自己紹介等を行います。その後、普段皆様エンドユーザーから頂く質問事項等をクニペックス社マーケティングの主任(たぶんスゴク偉い方)にW.I.T.がエンドユーザー代表として質問、提案をさせて頂きました。(以前より世界中のTOOLメーカーを訪問するW.I.T.では皆様のご意見をメーカーに直接発表させて頂いています。)やはりこれだけの大きなメーカーですので直ぐに対応策とは行きませんが、真剣に私達の意見を聞いていただき、とても親切に返答をしてくれました。毎回恐る恐る言って良かったと今回も実感!!多分、いちTOOLショップがメーカーに直に何か提案をすると言うのはW.I.T.が初めてでは無いでしょうか?今回この様な貴重な席を設けて頂きました日本輸入代理店様この場を借りてお礼をさせて頂きます。本当に有難う御座います。
次はいよいよプラント見学です。 |
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| プラント内に入ると”ドン・ドン・ドン・ドン”もの凄いプレス音が響き渡っています。これだけのプレス音は今回訪問したメーカーでも一番でしょう!このプレス音の凄まじさを聞くだけでどれだけ大きな施設なのかを伺うことが出来ます。(すっかり工場評論家なみ)まず工場を案内してくれた係員さんより受け渡されたのは、イヤーマフ(ヘッドホン型耳栓)!!しかもプレス工場内では外さない様に?!との事。これはただ事ではない緊張感がはしります。まずは物作りの基礎であるプレス工場から案内されました。プレス工場前でイヤーマフを装着し、いざ扉を開けます。そうすると外との音はイヤーマフにより遮断されたにも関わらず物凄いプレス音です。先ほどのドン・ドン・ドン・ドンと言う音の主はこのプレス達だったようです。しかも工場内では音だけでなく、波動もじかに体に伝わってきます。周りを見渡して見るとこの工場はとても広く、造りはヨーロッパの昔ながらの赤レンガで作られていていかにも工場!という雰囲気がムンムンとしています。恐る恐るイヤーマフを耳からずらしてみるや否や、ずらした事を後悔する事になりす(+_+)一瞬にして耳がギーンとしてその音の凄まじさを体で体感することができました。後で聞いた話によると通常のプレスとは異なりドンとプレスした後ギューと更に圧を掛ける事で強い鉄を作ることが出来るタイプなのだそうです。もちろんクニペックスもHAZETと同じく大量の材料が保管され、鉄の棒から様々な物を作っています。次のプラントではイヤーマフを外しホッとしていると今度は灼熱地獄?!その熱気は胸が焼けるような熱さでした。ここでは焼入れ作業や型取り作業などが行われています。構成パーツが少ないプライヤー関係だけに、この段階で既に何が作られているのかが分かってきます。 |
そして次のプラントではバリ取りや組み付け作業が行われています。それにしてもプライヤーのみの製造にも関わらずこの大きさにはビックリです。既にもう迷子になりそうです。やはりクニッペックスでも昔ながらの製造方法と最新の技術が上手くミックスされています。古そうな機械を使っていると思えば、製品によっては最新のレーザーマシーンでカットされたり、金型を作る際のマシニングにも日本製の最新の物が使われていました。さすが世界のクニペックス!! |
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組立工場ではニッパーの刃を研いでいるところや、焼き入れ作業などを見ることが出来ました。一本のプライヤーやニッパーを作るのにこんなに多くの工程をふんでいるのかと思うとチョット感動します。
生産工場から外れると今度はテストルームに案内されました。ここでは様々な実験が行われ、絶縁実験、冷凍テスト、破壊テスト、どの位の力でピアノ線を切断するか分かるテスター等、これだけ多くの人々による製造段階とテストを踏まえた後、私達の手元に来るのかと思うと1本のプライヤー・ニッパーに感じる重みも変わって感じます。
この工場では1日に40万丁のプライヤーを生みさすことが出来、約600種類ものプライヤーを製造しているそうです。これだけ拘りの精神と自社工場で一括して製造を行っている為、クニペックスのプライヤーはとても水準の高い物を生み出すことが出来るのだと分かりました。これからもクニペックスのプライヤーは世界中のプロフェッショナルから愛され続けることは間違いないでしょう。(間違いない!) |
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そして、こちらがクニペックスミュージアムこと、歴史博物館!!ここでは120年前に実際クニペックスの工場で使われていた工具や機械、そして長い歴史の中クニペックスがどの様にして鉄と戦い・会話してきたのかを見ることが出来る歴史的にも重要な資料が集まったミュージアムとなっています。
入館しただけでヒヤッとしてうす暗い空間はまるで19世紀末にタイムスリップしたかの様な気分にさせてくれます。
こちらでは写真撮影が許可されてましたので簡単にご紹介いたします。
(注 とてもミュージアム内は暗い為、申し訳御座いませんが画像が不鮮明なところがあります。) |
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実際に昔、工具を作る前に作られていた金属の斧やヘラになります。クニペックスでは工具を作り始める前は農業用の刃物等、より生活に関係した物を作っていたようです。それにしても様々な物を作っていたのが見て取れます。 |
  
こちらも昔に書かれた資料やノートの様な物の束になります。中を覗くと丁寧にこと細かく様々な事が書かれていました。(内容はドイツ語で分かりませんが、、、)ここで紹介している本はホンノ一部ですが実際に当時の人が書いた物と思うととても考えさせられます。 |
  
こちらは昔から現在にかけての金型の比較です。今こそコンピューターで作る事が出来きる金型1つとっても昔は手作りで、今以上に大事にされていたのではないでしょうか?ケースに入った物は鉄の原材料です。この地に良質の鉄が取れた事が見て取れます。そして大きな円盤は当時の切削工具?!今で言うグラインダーの様な物です。正直鉄を削るのは大変そうです。 |
 これは当時実際に使われていた作業台と工具達になります。背の高いドイツ人にしてはチョット低いような気がします。私が察するに当時は多くの女性労働者達もこの工場で働いていたのではないでしょうか?その為、作業台も低く作られています。(私個人的な見解です。) |
  
こちらはまだ機械が発達する前の道具達です。殆どの物が人力で動く様に工夫されています。見た感じでは我々の想像する鍛冶屋さんの様な道具が色々飾られていました。やはり当時は暖炉の様なもので火をおこし、ハンマーで叩く!基本的な作業が行われていたのではないでしょうか。 |

| こちらは時代が進み、川の流れを利用して作業を行う木製プレス(ハンマー)になります。この機械はとても大きく全長3〜4m位は有るのではないでしょうか?これだけ大きな機械にも関わらず実際の作業面はハガキ1枚ぐらいの範囲!!昔の人は本当に苦労して鉄を加工していたのが分かりますね。そしてもっと驚いたのは、まだこの機械が動くことです。実際に動かしてもらうとミュージアム内にハンマーの音が鳴り響きます。木製の為動きはぎこちないですがどこと無く暖かい感じがします。 |
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こちらも水力で動くグラインダーです。この辺になるとさすがに木製では有りませんが時代を感じる作りとなっています。この前でマイスターと呼ばれる職人達が一日汗を流して丹念にTOOLを作っていたのかと思うと本当に感動物です。コンピューターが無い時代だからこそ、よりマイスターの腕のよさがTOOL作りに直結していたのではないでしょうか? |
 こちらは遂に電動で動く機械になります。今の機械から見比べると月とスッポンですが、木製の時代と比べるとより強く、より正確に鉄を打つ事が出来る為、より強度の有るものが作れたに違い有りません。
実際にこの機械も動かすことが出来ます。このミュージアムにある昔の機械たちは定期的にメンテナンスがされている様で、現役とは行かないまでも訪問者達に実際に動きを披露する事が出来るようです。
さすが物を大事にするドイツの人々!見習うところが沢山あります。 |
  階段にも所狭しと当時使われていた計測機器や、実験道具が置かれていました。
そして、いたる所の壁には歴史を物語る写真や、表彰状の様な物が飾られています。その中にはもちろんクニペックスの創設者プッチ氏の写真も有りました。
この様な昔からの歴史を実際に確かめる事が出来るのは、やはり産業革命を経験した歴史的メーカーだから出来る事なのでしょう。 |
 最後にミュージアムを訪問した人々が記入するサイン帳が有りました。もちろんこのクニペックスの歴史の中にW.I.T.もサインし、加わってきました(>_<)感動!!
今回これだけの歴史を見る事で、より一層クニペックスの商品を好きになる事が出来ました。
簡単では有りますが今回のクニペックスレポートを閉じさせて頂きます。 |
お笑いネタ!?
昔より世界ナンバーワンのプライヤーメーカーとして有名だったKNIPEXを世界各国では真似しようと、偽ブランドも多く有存在したようです。このミュージアムではそんな偽ブランドの商品も多く展示されていましたが、その中でプップッと笑ってしまうようなメーカーの物を発見。その名はKNIBAX?(クニバックス)
皆様、類似品にはお気をつけ下さい(笑) |